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同性愛を暴露された男性、船上殺人で懲役18年の判決

2025年11月13日(木)07時00分 公開
同性愛を暴露された男性、船上殺人で懲役18年の判決

<写真:baomoi.com>

 

ホーチミン市人民裁判所第1支部は11月11日、アンザン省出身のファム・ベト・ニャン被告(19)に対し、殺人罪により懲役18年の実刑判決を言い渡した。

 

起訴状によれば、被告とドゥンと名乗る同僚(身元不詳)は、2月にホーチミン市フオックタン街区のカットロー漁港から出港する漁船に雑役として乗船していた。

 

同船には被告を含め、およそ6人の乗組員が乗っており、6月8日にブンタウ岬沖約70海里の海域で操業中、酒宴が開かれた。

 

酒宴の後、ドゥンは被告に同性愛関係を持ちかけ、船内3階のキャビンで両者は関係を持った。

 

その後、ドゥンがこの事実を下の階で他の乗組員に話していたことを知った被告は激怒し、ドゥンを1階のキャビンに呼び出した上で、頭部や顔面を繰り返し殴打した。

 

さらに、近くにあったC字型の鉄棒を用いて頭部を強打し、ドゥンは脳損傷により死亡した。

 

捜査機関は、犯行に使用された鉄棒を凶器と認定し、「凶悪な性質を有し、明確に生命を奪う意思を持った行為」であると評価した。

 

本事件は典型的な粗暴性と暴力性を伴う殺人事件として起訴・審理された。

 

裁判においては、被告が犯行を全面的に認め、反省の態度を示したこと、前科がないこと、学歴が低いことが情状酌量の要素として考慮された。

 

検察側は本件を「社会にとって極めて危険な事案」として無期懲役を求刑したが、裁判所はこれを一部減軽し、懲役18年の判決を下した。

 

関係者によれば、本事件は船上という閉鎖的な労働環境における人間関係のもろさ、特に同性愛関係をめぐる葛藤が暴力へと発展した事例として、海上労働環境における人間関係の脆弱性を浮き彫りにするものであると指摘されている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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