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ベトナム人旅行者の必需品は何?上位にインスタントラーメン
<写真:baomoi.com>
オンライン旅行大手ブッキング・ドットコムが19日に発表したレポートによれば、ベトナム人旅行者の91%が旅先に自身の嗜好に合った日用品や食品を持参していることが明らかとなった。
特に即席麺(インスタント麺)は35%の回答者が「必携」としており、旅行においても食体験を重視する姿勢が浮き彫りとなっている。
このほかにも、スナック菓子(43%)、調味料(32%)、バーベキュー用具(28%)、さらにパンやコーヒーなどが旅先に持ち込まれる傾向が見られる。
これらは旅行中でも慣れ親しんだ味を楽しみたいというニーズや、自炊による自由な食事スタイルへの関心の高さを示している。
ブッキング・ドットコムのベトナム地域担当であるブランヴァン・アルルジョティ氏によれば、ベトナムにおける食文化は家族や友人との絆を深める重要な要素である。
それゆえにキッチン付きの宿泊施設を選ぶ旅行者が増加しているという。
同調査によると、84%のベトナム人旅行者が旅先を選ぶ際に「現地グルメ」を基準としており、48%が「地域の特産料理を試すこと」を旅行の主な動機と捉えている。
現地市場での買い物や食材の調達を楽しむ「フードトラベル」が、今や主流の旅行スタイルとなりつつある。
また、旅先の宿泊施設で料理を楽しむ「新世代シェフ」も増加しており、33%が現地の名物料理を自ら調理し、38%が見慣れないキッチン設備を試すことを楽しみにしている。
さらに、28%は新しいレシピに挑戦することを旅の一部として捉えており、食を通じた体験を旅の価値に組み込む動きが加速している。
旅行先の選定においては「自由度」が最も重視されており、38%が「プライベート空間での食事」を、36%が「時間に縛られずに飲食できること」を求めている。
加えて、35%は「友人との食事会やパーティー開催が可能な宿泊先」を選ぶ傾向がある。
2025年後半において人気を集める宿泊スタイルとしては、ビーチ沿いのゲストハウス、農村地域の民宿、都市部のホームステイ型住宅などが挙げられている。
旅行と食の融合が新たな観光トレンドとして定着しつつある。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。