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ベトナムでよくある問題、舗道改修後すぐにガタガタ

2025年12月05日(本日)07時00分 公開
ベトナムでよくある問題、舗道改修後すぐにガタガタ

<写真:tuoitre.vn>

 

ベトナム中部のダナン市で進められている舗道の改修工事において、一部の路線で舗装ブロックの沈下や隆起が相次いで発生しており、歩行者の通行に支障が生じている。

 

改修から日が浅い区間でも段差が目立ち、安全面における懸念が高まっている状況である。

 

ダナン市中心部のグエンホアン通りやホーギン通りなど、改修済みの複数路線では、舗装ブロックに3〜5cmの高低差が生じている。

 

特にマンホール周辺ではブロックの並びに不均一さが目立つ。

 

沿道の住民からは「当初は見た目も良かったが、大雨の後に沈下が始まり、子どもがつまずいて転倒した」との声も寄せられた。

 

ダナン市建設局によれば、市内では現在59路線(総延長約70km)において舗道改修が進行中である。

 

改修には環境負荷が少なく排水性に優れたコンクリート製の自浸性舗装ブロックが採用されている。

 

これらのブロックは耐荷重性に優れ、欧州をはじめとする各国でも広く採用されている工法である。

 

しかしながら、同局のグエン・ハー・ナム局長は「沈下の主な原因は、施工時の地盤処理に不備があったことにある」と指摘している。

 

具体的には、土壌の転圧が不十分なままブロックを敷設したことで、雨水が隙間から浸入し、下層に空洞が形成されたと説明する。

 

また、ブロック同士の連結が緩い場合には、樹木の根元付近など一部が崩れるだけでも、全体にずれが波及するおそれがあるという。

 

ダナン市は今後、施工管理の徹底および監督体制の強化を図る方針を示しており、プロジェクト管理機関や監理業者への指導も一層強化するとしている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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