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電子ビザ対応の国際出入国拠点、ベトナム政府が83カ所に拡大
<写真:baochinhphu.vn>
ベトナム政府は、外国人が電子ビザ(e-visa)を利用して出入国できる国際的な空港、陸路国境、港湾の対象拠点を新たに41カ所追加し、合計83カ所へと拡大した。
本措置は、2025年12月2日に公布された政府決議第389号に基づくものである。
新たに追加された拠点は、空港4カ所、陸路国境11カ所、港湾26カ所である。
空港では、ドンナイ省のロンタイン、バクニン省のザービン、ゲアン省のビン、ダナン市のチューライが新たに対象となる。
このうちロンタイン空港およびザービン空港は、将来的な運用開始後に電子ビザ適用が可能となる予定である。
陸路国境においては、ランソン省のドンダン、ラオカイ省のラオカイ、カオバン省のチャリン、ソンラ省のロンサップ、ダナン市のナムザン、ザライ省のレタイン、タイニン省のビンヒエップおよびタンナム、ドンタップ省のトゥオンフオックとディンバ、トゥエンクアン省のタントゥイの11カ所が新たに加わった。
これにより、陸路での電子ビザ対応拠点は計27カ所となった。
また、港湾では、クアンニン省のバンザー、フンイエン省のジエムディエン、ニンビン省のハイティンおよびニンビン、ゲアン省のクアロー=ベントゥイ、ハティン省のソンズオン、クアンチ省のホンラおよびクアベトを含む26カ所が追加され、電子ビザ対応港湾の数は計39カ所となった。
電子ビザ制度は、外国人がオンラインで申請・取得できる簡便な仕組みであり、従来必要であった在外公館での手続きや招聘状の取得が不要となる。
一度の入国に限り有効でありながら、申請手続きは簡素で、審査期間も短縮されている。
ベトナム政府は、この制度の対象拡大を通じて、訪越外国人の利便性を高めるとともに、観光産業の振興を図る考えである。
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