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何品食べたことがある?ミシュラン注目のベトナム伝統デザート

2025年12月18日(木)07時00分 公開
何品食べたことがある?ミシュラン注目のベトナム伝統デザート

<写真:kienthuc.net.vn>

 

ミシュランガイドは、これまで注目の薄かったベトナム料理のデザートに焦点を当て、6品を「地域文化の多様性を映す美食の象徴」として紹介した。

 

これらの甘味は、南部特有の濃厚な甘さ、北部の繊細な風味、さらには中華やフランス料理の影響が融合した独自の食文化を体現している。

 

まず紹介されたのは「チェー(chè)」と呼ばれる甘味スープであり、これは豆類、果物、雑穀などを使用し、地域ごとのバリエーションが豊富である。

 

中でも「チェー・ブオイ(ザボンのチェー)」は、果皮の白い部分を活用し、独特の食感を生み出す逸品とされる。

 

次に取り上げられた「ケム・チュオイ(Kem chuối)」は、バナナにココナッツミルクとピーナッツを加え、冷凍して提供される家庭的なデザートである。

 

南部で親しまれる「バイン・ボー・ヌオン(Bánh bò nướng)」は、中国由来の菓子をベトナム風に再構築したもので、蜂の巣状のふんわりとした断面が特徴である。

 

バターやコーヒーとの組み合わせによるアレンジも可能であり、国際的な展開が期待される。

 

フランスのクレームカラメルに起源を持つカスタードプリンの「バイン・フラン(Bánh flan)」は、ベトナムでは蒸して調理され、提供時にコーヒーがかけられる。

 

甘味と苦味の絶妙なバランスが評価されている。

 

「チェー・クック・バック(Chè khúc bạch)」は、中華系住民の影響を受けた現代的なデザートであり、杏仁豆腐風のミルクゼリーにライチやアーモンドを添えて冷たいシロップで供される。

 

暑い季節に好まれる一品である。

 

最後に紹介された「チュオイ・ネップ・ヌオン(Chuối nếp nướng)」は、バナナをもち米で包み、炭火で焼いた後にココナッツミルクをかけ、ピーナッツを振りかけて提供される。

 

甘味、香ばしさ、食感の調和が特徴である。

 

これらのデザートは、ベトナム各地の食文化の奥深さと多様性を映し出す存在として、今後さらに国際的な注目を集める可能性がある。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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