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大晦日は机の下でブドウ12粒、若者に広がる新たな年越し習慣

2026年01月02日(本日)07時00分 公開
大晦日は机の下でブドウ12粒、若者に広がる新たな年越し習慣

〈写真:Thanhnien.vn〉

 

スペイン発祥の年越し習慣である「12粒のぶどうを食べて願いを込める」風習が、ホーチミン市を中心にベトナムの若者の間で広がりを見せている。

 

ソーシャルメディアを通じて注目を集め、年末には市内のスーパーマーケットで12粒入りの「願いぶどう」が品薄になるなど、新年の縁起物として定着しつつある。

 

この習慣は19世紀末のスペインで始まったとされ、12月31日深夜に時計の鐘の音に合わせ、1粒ずつ計12粒のぶどうを食べることで、1年間の幸運を祈願するというものである。

 

現在では南米やフィリピンをはじめとするスペイン語圏にも広まり、若者の間で象徴的な儀式として受け入れられている。

 

ベトナムにおいてこの習慣が注目されるようになったきっかけは、アメリカのテレビドラマ『モダン・ファミリー』の登場人物がこの風習について語る場面がSNSで拡散されたことである。

 

特に「ぶどうを食べながら机の下に潜る」といった恋愛運を願う派生的な儀式も加わり、話題性とユーモアを兼ね備えた年越しイベントとして若者に受け入れられている。

 

ホーチミン市内のスーパーマーケットでは、種なしぶどうを12粒ずつ小分けにした「願いぶどう」が1パック5万ドン(約300円)〜で販売され、特に年末数日間においては売れ行きが急増する傾向にある。

 

販売業者は「TikTokでのトレンドに合わせて、通常のぶどうを小分けにして販売している」と語った。

 

文化研究者はこの現象を「外来文化の消費的受容」と位置づけており、SNSを通じた文化トレンドの拡散力と、それに応じた小売業者のマーケティング戦略が若者の嗜好に大きな影響を与えていると分析する。

 

一方で専門家は「あくまで楽しみの一環として受け入れるべきであり、過度な期待や宗教的・信仰的な意味を持たせることは避けるべきである」と注意を呼びかけている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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