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ベトナム、80万トンもの不発弾の脅威終わらず
ベトナム戦争時の爆発物を完全に処理するには1世紀以上の時間が掛かる見込みだ。
政府の調査によると、40年前以上に収束したベトナム戦争時に投下された爆弾が未だに国内に80万トンほど存在しているようだ。
先週末、ハノイで国家運営委員会はベトナムが不発弾とそれに伴う有害物質の脅威に最も晒されている国の一つであることを発表した。
不発弾は中部地方に最も多く存在し、610万haもの土地が地雷や不発弾の脅威に晒されており、国全体の18.7%に及ぶ。
ベトナムの複数の省では全体面積の8割に不発弾が散乱しており、いつ爆発するかもわからない恐怖と隣り合わせの日々を送っている省もあるという。
ベトナム戦争は1945年から1975年にかけてフランスとアメリカ陣営の間で勃発した戦争であり、1500万個もの爆弾が投下されたという。これは第二次世界大戦時に使用された爆弾の4倍以上にのぼる。
国家機関の援助により、毎年4万から5万haの爆発物の処理に行われている。
しかし、完全な処理にはあと100年以上かかる見込みだ。
政府の統計によると、国土全体の5分の1の地域に不発弾は存在すると見られ、爆発に巻き込まれて毎年1,500名以上が死亡、2,200人以上が重軽傷を負っている。
犠牲者の多くは不意に爆発に巻き込まれるが、中には鉄を売って生活の資金に充てるために、爆弾の解体を試みようとして被害を被る人もいるようだ。
e.vnexpress.net
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