ベトナム、2020年までに都市に清浄な水を供給予定。プロジェクトには最大102億ドルを投資か
ベトナムは、2020年までに清浄な水需要の増加に対応するため、新しい上水道・下水道プロジェクトに投資するために最大102億ドルを必要としている。
2020年までに、都市住民の数は4400万人に達すると予測され、清浄な水の需要は1日に960万㎥に増加する見込みだ。
したがって、国は、新しい水力発電所を建設し、既存の給水システムおよびその他の作業を改善するために33億ドルを必要としている。都市部の家庭排水処理施設における投資ニーズは、今後5年間で69億ドルに達する見込みだ。
しかし、清浄な水の需要が増加しているにもかかわらず、地表および地下の水源は汚染されており、給水管システムは不安定で悪化している。さらに、住民の清潔な水タンクと腐敗したタンクが存在しており、洪水や汚染された淡水の水源を漏らし、水質に影響を与えている。
ベトナム政府は、2020年までに大都市の全ての人口に清浄な水を供給するという目標を設定した。目標を達成するためには、国内外の経済部門がこの分野に参画の奨励が必要となる。
ベトナム上下水道協会のCao Lai Quang会長は、「今後の上下水道業界の最大の課題は、年間約2％の都市人口増加率であり、その結果水道事業の資本需要が増加する。」と述べた。
Quang氏によると、この分野における民間部門の参加は限られており、今後の投資需要は非常に大きくなると予測される。
政府は、多くの援助政策を講じ、現場に参加し幹部や関係者の経験が未だ不十分で予測可能性が低いため、人材の質を向上させるべきだ。
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