日本人旅行客ホーチミン市の真ん中でタクシー運転手と大げんか

2016年01月28日(木)00時00分 公開
日本人旅行客ホーチミン市の真ん中でタクシー運転手と大げんか

言語が異なり意思疎通ができなかったため、日本人旅行客とタクシー運転手が料金で揉め、町の真ん中で喧嘩になった。

1月27日、日本人のイマサキケイスケ(38)はホーチミン市タンビン区チュオンソン通りで3区ディエンビエンフー通りへ行くため、タクシーを捕まえた。タクシー運転手は200mほど進んだ後にグエン・ミン・タイ(40)が運転する別のタクシーに乗り換えるよう日本人に言った。
タイは客を譲ってもらったので、前のタクシー運転手に2万ドン(106円)支払った。その後、日本人イマサキケイスケをのせ、目的地まで約100mの所まで来た時、一方通行で逆方向だったため、バーフイエンタインクワン通りを使い、回り道をしてディエンビエンフー通りの目的地へ向かった。


この時、日本人イマサキケイスケは運転手が遠回りをしたと思い腹を立て、手でタクシーのドアを叩いた。タイは「私はいつも12区を運転していて、中心地の道があまりわかりませんでした。それで少し長い距離を走ってしまいました。また、道が一方通行だったため回り道をしただけで、わざとお金を稼ごうと思ったわけではありません。」と話していた。

 

日本人がドアを強く叩いたため、タイはチュンディン通り(チュンディン通りとディエンビエンフー通りの交差点から100mほどの所)にタクシーを止め、メーターの料金11万2000ドン(595円)を要求した。

その後、両者の間で喧嘩が起こり、大声で怒鳴りあったが、誰も2人が何を言っているか理解できなかった。

日本人はベトナム語を話す女性に電話をかけ、その電話をタイに渡した。

タイは「電話の女性は、遠回りをしたので、メーターの料金ではなく、8万ドン(425円)しか払わないと言いました。もし、8万ドンしか払わなかったら、前のタクシーに払ったお金を含めて、5万ドン(266円)の損になりますから同意しませんでした。」と話していた。

その後、両者は喧嘩になり引っ張りあった。イマサキケイスケの代理人ファム・リックは「私たちは1時間の間、ただタクシー運転手に謝って欲しかっただけです。しかし、運転手は何も言わず、鍵で私の同僚を刺してきました。同僚は腕で防ごうとしたため、腕に怪我を負いました。」と話していた。

私たちのインタビューに対し、タイは「客は何度も手で車のドアを叩き、怒りをあらわにしましたが、彼が何を言っているのか全然わかりませんでした。喧嘩の最中、彼が先に私の襟を掴んできました。それで私は手で少し強く彼を押し、その際、手に鍵をもっていたので怪我を負わせてしまいました。故意に彼に怪我をさせたわけではありません。」と説明していた。

その後、タクシー運転手と日本人は3区7地区にある公安本部へ事情を説明しに行った。現在、公安は原因を明確するため調査を続けている。

source : thanhnien.vn

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