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昨年282日大気汚染 ハノイで深刻化する環境問題
2017年01月23日(月)00時00分 公開
ベトナムエネルギー連盟の報告によると、ハノイ市とホーチミン市における大気汚染は急速に危険度を増しているという。空気の質と人間の健康に影響を与える度合いを示すAQIと埃の濃度であるPM2.5は国家の基準のみならず世界基準をも超えている。
2016年におけるハノイのAQI値は212を示し、劣るグルプに属するので、敏感な人は出かけるのを抑えた方がいい。現在、ハノイのPM2.5は50.5 μg/m3で、ベトナムの基準の2倍、WHOの基準の5倍となっている。ハノイにおいて1年間の内、282日で大気による汚染が確認されていることになり、世界的な基準見ると汚染されている時間は7000時間を超えるという。
観測上、東北に向かって吹く季節風の影響で工業団地の排気ガスが押し流される。1月~3月と10月~12月の期間中は質の悪い空気の濃度が増すと言われている。
ハノイ市と比べ、ホーチミン市は安定していると言える。世界的な基準で照らし合わせてみると、1年間で汚染された日数は175日だという。AQI値とPM2.5の量も9月は落ち込む。専門家によるとPM2.5は大気圏中の最小の埃であり、呼吸系に疾患をきたす恐れが十分に考えられるという。心臓病や肺がんのリスクを持つ人の致死率を高めるそうだ。
Source: Vietnamnet.vn
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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