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深刻度増すハノイの大気汚染 今後も悪化する見込み
ベトナムの首都ハノイでは、中国のスモッグが発生しやすい首都、北京と一致するほど汚染レベルが高まっており、昨年は、清潔な空気をわずか1カ月しか享受しなかったという新しい報告書の予備調査結果が示された。
2017年のハノイにおける年間平均大気汚染は、世界保健機関(WHO)の大気質ガイドラインで容認される数値よりも4倍も高かった、とグリーン・イノベーション開発センター(GreenID)が報告した。
ベトナムの首都ハノイでは、光化学スモッグが発生しやすい首都である中国の北京に匹敵する汚染レベルに高まってきている。
大気汚染の主な原因としては建築工事の増加・自動車やバイクからの排気ガス・農業による燃焼などが挙げられ、ハノイに本拠を置く非営利団体によると、状況は悪化する可能性が高いという。
ハノイの大気汚染は現在、インドネシアの首都ジャカルタよりも悪く、今後もベトナムは多くの石炭発電所を建設する計画を進めているため、事態は改善しそうにない。
高レベルの大気汚染への曝露は、長期的に人間の呼吸器系および炎症系に影響を及ぼし、心臓病および癌にもつながる可能性がある。
ベトナム政府は、この問題を認識し、2016年中頃には排出量の管理と大気質の改善を目指す国家行動計画を打ち出した。ハノイでは、70ヶ所に大気監視所を設置する予定だ。
ハノイ市議長であるNguyen Duc Chung氏は、昨年7月のGreenIDとの会合で、監視の結果、市内の大気汚染が「赤い警報」に達していることを明らかにした。
GreenIDの報告書によると、ベトナムは大気質に関する規制を強化し、問題に対する国民の意識を高めなければならないという。
ベトナム政府は全国にさらに多くの大気監視所を設置し、そのデータを一般にも公開する必要がある。
2月末に発表される予定の報告書には、再生可能エネルギーと公共交通システムの改善された都市計画への投資が必要とされる。
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