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史上初、ベトナム産の自動車がお披露目
10月2日、ベトナム初の自動車メーカーであるビンファースト(VinFast)は、驚異的な早さで史上初のベトナム産自動車をお披露目した。
VinFastのSUVと小型セダンはパリモーターショーでお披露目された。史上初のベトナム産自動車は世界最大級のモーターショーで世界的な自動車メーカーの車種の横に並んで展示されたという。
VinFastは、ベトナム最大の総合企業であるビングループのグループ会社であり、1年間に2種類の自動車を完成させたことで業界関係者を驚かせた。
最初の2モデルはBMWのフレームでつくられている。部品はカナダ系企業のマグナインターナショナルにより設計され、デザインはイタリア系デザイン企業のピニンファリーナにより完成されたそうだ。
<VinFastのセダン(VnExpressより)>
1日、ベトナム自動車製造業者協会(VAMA)によると、VinFastは今後5年間、1年あたり25万台の自動車を生産する体制が整っているという。25万台は、去年にベトナムで販売された自動車の92%に相当するとロイター通信は報道した。
ビングループは、1年前にVinFastの計画を徐々に開始し、35億ドル(約4000億円)規模のプロジェクトになったとコメントした。
ロイター通信はパリモーターショー開催に先だってCEOのJim Delucaが、「我々は国内の自動車市場シェアの拡大を迅速に進めており、まずはベトナムの市場で勝利することに焦点を当てている」と発言したとの記事を公開した。
「我々はASEANとそれ以外の国の両方へ拡大することを見据えている」とつづけたという。
ベトナムで販売されているほとんどの自動車が外国ブランドで輸入されたものだ。徐々に自由貿易協定が関税を減らされ、市場が開放されてきた。ベトナムでASEANから輸入される自動車には30%の関税がかかっていたが、今年この関税が撤廃されたという。
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