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「Airbnb」が大ブーム、ホーチミンのホテルの脅威に
2018年10月12日(金)00時00分 公開
CBREベトナムホーチミン支社の今年第3四半期の調査によると、ホーチミンの不動産市場においてAirbnbが従来の不動産企業にとって脅威となっていることが分かった。
<ホーチミンのサイゴン川でビルの写真を撮影する住民たち>
Airbnbによる競合激化で市内中心部以外のホテルやサービスアパートの料金は低下している。
CBRE社のDuong Thuy Dung代表によると、2016年から合計でホーチミンに10万棟ものアパートが建設・販売がされ、その大半がAirbnb上に掲載されているという。
今年、新たにホーチミンで建設されたサービスアパートは43棟だ。
投資家らが供給量を抑えることで、短期賃貸アパートの競争激化を防ぐことを考えたため、新たに建設されたサービスアパートの数は比較的少ないとDung氏は述べた。
それにも関わらず、立地やブランド力、設備などが影響して、都市部のランクAの高級サービスアパートの入居率は非常に高いとDung氏は続けた。
一方で、ランクBとランクCのサービスアパートはホテルと競争にさらされているという。
9月にCBRE社が公表した統計では、ホーチミンとハノイの両都市でAirbnbのシェアが拡大したことにより、3つ星ホテルの需要が徐々に減少していることが明らかになった。
2008年にサービスを開始したAirbnbに登録されている物件数は191ヶ国で500万にのぼる。世界10大ホテルチェーンの総部屋数の総計が610万部屋であることを考えるとその多さがわかるだろう。
8月時点でAirbnbに登録されているハノイとホーチミンの物件数は2万1994件だ。
平均宿泊料金はハノイで1泊$36(約3960円)、ホーチミンで$44(約4840円)であり、競争は激化している。
CBRE社は短期の賃貸サービスを行うAirbnbは価格帯が3つ星ホテルと同等なため直接的な競合となり得るとのコメントを発表した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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