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ホーチミンで日越共同のチョーライ病院ドック健診センター開設
10月14日、ホーチミンのチョーライ病院にドック健診センターが設置された。今回の設置は日越外交関係樹立45周年記念事業の1つだという。
<チョーライ病院ドック健診センターのオープンセレモニーに参加する人々(VNAより)>
チョーライ病院と国際医療福祉大学が共同で開催したオープンセレモニーにはTruong Hoa Binh副首相も参加した。
チョーライ病院の責任者であるNguyen Truong Son准教授によると、センターは地元住民の需要に合わせ、高水準の健康診断サービスを提供する予定だという。
チョーライ病院ドック健診センターから収集された結果は、病気や健康リスクを調査するために使用されるそうだ。徹底的な検査を提供し、病気予防や体調管理に関する提案もする。また、チョーライ病院が受け入れている多すぎる患者の減少にも貢献するという。
医師団と日本でトレーニングを受けた医療スタッフ、現代的な医療機器により、センターは地元住民向けの国際水準の医療施設になることを目指している。地元住民にはベトナム南部出身者や外国人、ベトナム在住の日本人も含まれている。
センターは、日本で提供される治療ではなく予防を重視する「人間ドック」のような、世界でも高水準の健康診断を提供する予定だ。
チョーライ病院ドック健診センターの利点は、現地だけでなく、遠隔で日本人専門家からサポートを受けられるという面だ。
駐ベトナム日本大使の梅田邦夫氏は今回のプロジェクトの重要性を強調し、2017年にダナンで開催されたAPEC首脳会議でプロジェクトの投資許可証が引交付されたと話した。
同氏は、センターがベトナム人の健康改善や特に平均寿命の延長に貢献できるよう期待していると語った。
保健省のNguyen Viet Tien副大臣は、近年盛んになっている日本からの医療分野への支援に感謝の意を示し、日本の協力によりベトナムの健康分野が発展すると話した。
同氏は、現代のベトナムで危険な病気や慢性疾患を検査し早期発見することはとても重要だとも述べている。今後、ベトナムで多くのドック健診センターをオープンする際、日本が支援し続けてくれることに期待するとも話した。
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