ベトナム航空、機内急病人でルーマニアに緊急着陸
4月2日、ドイツのフランクフルト発、ハノイ行きのベトナム航空便は離陸から1時間半後に緊急を着陸したという。理由は急病人の救護のためであった。
救護を受けたのは、デンマーク人男性である。男性は機内で突然呼吸困難になり、発作を起こして倒れた。機長は午後10時40分にルーマニアのブカレスト・アンリ・コアンダ空港に緊急着陸の決断を下し、着陸までの間は、同じ便に搭乗していた医師によって応急処置が行われたという。発作を起こした男性は、現在は回復し退院している。
緊急着陸したハノイ行きの航空機は、患者を搬送後、午前12時40分に再出発し、3時間20分遅れでハノイに到着した。ベトナム航空はハノイで乗り換え予定だった乗客には振替便が用意された。
ベトナム航空の代表は、「今回の緊急着陸は、想定外の出来事であった。しかし、万全に対応したため、患者の命は助かった。多くの乗客に迷惑をかけたが、ご理解いただきたい」とコメントした。
ベトナム航空のこういった対応は今回が初めてではない。昨年、ベトナム航空はインドで急病人の救護のため、2回緊急着陸している。その際も客室乗務員とグランドスタッフの対応は迅速で、多くの人から高く評価されている。
出典：http://dtinews.vn/Default.aspx?lang=en
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