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ホーチミン、土砂降りで洪水発生
<5月7日、ホーチミンのBinh Thanh地区Huu Canh通りで洪水が発生した(Tuoi Treニュース)>
月曜日の午後、ホーチミンで土砂降りの雨が降り、市街地で洪水が発生した。当時、洪水対策ポンプが降雨量に追いつかずに処理しきれなかったとも見られ、ポンプの有用性に疑問のが呈されている。
土砂降りが原因で Binh Thanh区のNguyen Huu Canh通りで洪水被害が発生した。同地では激しい雨が降ると洪水になることが多いため、洪水対策ポンプを設置していたが機能しなかった。
同地で2017年後半に導入された洪水対策ポンプは1時間に2万7000~9万5000㎥に雨を処理することができ、これまで街に降り注いだ大量の雨水を処理して洪水被害の拡大を防いできた。特に、昨年9月21日の記録的な大雨が降った際にもサイゴン川に続く通りにあふれていた雨水をわずか15分で処理し、洪水が解消されていた。
しかし、昨年10月17日に大雨が降った際にはポンプが機能せず、地元住民はこのポンプの有用性に首を傾げていた。
この洪水対策ポンプの販売業者はQuang TrungにあるJSCだ。同社の責任者であるNguyen Tang Cuong氏はポンプが機能しない理由について「下水道が大量のゴミで詰まっているため、雨水がうまく流れないのだ」と話している。
12月、ホーチミン人民委員会のTran Vinh Tuyen副委員長はBinh Thanh区自治体にポンプが正常に機能させるために下水道のゴミを定期的に除去するよう指示を出した。
<深刻な浸水被害のあったNguyen Huu Canh通り(Tuoi Treニュース)>
4月19日、自治体はJSC社と洪水対策ポンプのリース契約を結んだ。しかし、契約時に同社から正確なレンタル料が提示されておらず、依然として市民には料金が公表されていなままだ。
Tuyen副委員長は「洪水は洪水は15㎝以上の高さにまで及んでいたため、ポンプが処理しきれなくなり、機能しなくなったのだ」と話す。
このポンプの有用性をめぐる議論は依然として続いており、月曜日に発生した洪水を受けてますます議論されている。
<雨が止んだ後も道路は浸水していた(Tuoi Treニュース)>
<Nguyen Huu Canh通りを通行する人々(Tuoi Treニュース)>
<Nguyen Huu Canh通りを通行する人々(Tuoi Treニュース)>
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