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出光と韓国SKグループ、PVオイルの株式保有の見通しへ
水曜日、ペトロベトナムガスグループによると、子会社のペトロベトナム総公社(PVオイル)は今年度下半期に自社の株式の44.72%を日本の出光と韓国の石油会社SKグループ、ベトナム国内企業2社に売却することを決定したという。
PVオイルは今年度初めには1億8400万ドル(約200億5600万円)の株の保有者を公募しており、その際にはベトナム政府が名乗り出た。公募はまだ続いており、今回新たに株主が決まったのだ。
新たにPVオイルの株主になるのは韓国の石油会社SKグループと日本の出光興産株式会社、その他ベトナムの会社2社だ。ペトロベトナムガスグループは声明の中で「PVオイルへの石油の需要が供給量の3倍近くに達していたため、他社の力を借りる必要があった」と株式売却の経緯を説明している。
株主になるベトナム国内の2社とはHD銀行とソビコホールディングスだ。ベトジェットエアの女性社長とHD銀行の副社長を兼任するNguyen Thi Phuong Thao氏がソビコホールディングスのCEOも務めている。
今回の株式の売却はオークションを通じて行われ、今年の7月末まで続く。その後、11月までにベトナムのPhuc首相に売却の承認を経てPVオイルは株主となる会社に正式に株式を売却するという手順で売却が完了する見通しだ。
ベトナム政府は今年1月の株主の公募の際にPVオイルの株式の20%分を1億8400万ドル(約200億5600万円)で買収している。
PVオイルは「今回株主となる企業は少なくとも10年間は我が社の株を保有することになるだろう」と話す。
出光興産株式会社はすでにベトナムの化学薬品会社のNghi Son Refinery and Petrochemical合同会社の株式の35.1%も保有している。Nghi Son Refinery and Petrochemical合同会社はThanh Hoa省に拠点を置いており、毎日20万バレルの化学薬品を精製している。
ペトロベトナムガスグループによると、PVオイルは今年度第1四半期の会社の総収入は16兆5000億ドン(約825億円)で、そのうち2380億ドン(約11億9000万円)を納税することになっているという。
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