日本、再びベトナムへの投資額最大に

2018年06月29日(金)00時00分 公開
日本、再びベトナムへの投資額最大に

<ホーチミンのコンビニでベトナム消費者に日本製の商品を紹介する日本人職員>

 

水曜日、ベトナム政府が発表した統計によると、2018年上半期、投資額は合計で64億700万ドル約7150億834万円)に及び、日本は再びベトナム最大の海外投資国になったという。

 

計画・投資省の海外投資機関が発行する最新の統計によると、2018年ベトナムFDI(海外直接投資)6月30日までの融資総額は前年比で5.7%増しの203億3000万ドル(約2兆2469億3117万円)にのぼった。
 

そのうち、118億ドル(約1兆3042億円)が新しいプロジェクトに対する投資であり、2017年の同期間の投資額と同じだ。44億3000万ドン(約4896億1658万円)は既存のプロジェクトへの拡大投資によるもので、2017年と比較して13.8%減少している。

 

41億ドル(約4531億円)は外国人投資家による投資で、2749件の資本拠出または株式購入取引によって調達されたものだ。2017年上半期と比較して82.4%の大幅な増加になっている。

 

2018年1月~6月の期間で日本は最大の投資国となっている。投資総額の26.45%に及ぶ64億7000万ドル(約7150億8336万円)をベトナムに投資している。

 

日本からの投資のうち41億4000万ドル(約4575億6493万円)は巨大投資プロジェクトへの投資であり、ハノイのDong Anh区をスマートシティへ転換させるプロジェクトへ向けたものだ。

 

韓国はベトナムへの海外投資額が2番目に多く、投資額は50億6000万ドル(約5592億4603万円)に上る。ベトナム海外直接投資の24.9%を占めているという。シンガポールは3番目にベトナムへの投資額が多く、全体の11.8%にあたる29億ドル(約3205億円)を投資している。

 

製造業に対しては引き続き海外投資が行われており、2018年上半期で総投資額の38.9%に当たる79億1000万ドル(約8739億9662万円)だ。
 

次に多いのは不動産に対する投資で、投資総額の27.1%に当たる55億ドル(約6077億円)が海外からの投資だ。

 

卸売業及び小売業に対する投資額は15億ドル(約1657億円)だ。

 

計画・投資省によると、1月~6月間の海外直接投資の支払いは83憶7000万ドル(約9248億2323万円)で前年同月比から8.4%増加している。

 

世界銀行によると、ベトナムにとって海外投資は重要な資金源だという。ベトナムの投資総額の25%を占めており、GDPの20%に貢献している。

 

出典:Tuoi Treニュース

 

 

 

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