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中国産ジャガイモ、ダラット産と偽装して出荷か
中部高原のLam Dong省Da Lat市警察は中国産のジャガイモをDa Lat産と偽装し出荷した業者を摘発した。
8月21日、Da Lat青果物市場のDoan Thi Che氏(56)が所有する屋台に警察が立入り、今回の産地偽装問題が発覚した。
警察署でChe氏は、従業員が機械を使い、中国産ジャガイモを洗浄していたと話している。使われていた洗浄機械では1分あたり約100キロのジャガイモを洗浄できたという。
<警察がChe氏からジャガイモを洗浄する機械と約1トンのジャガイモ袋を押収する様子>
洗浄された中国産のジャガイモはベトナム中部高原地域の土を被せされ、袋詰めされた後に市場管理委員会の発行するスタンプが押されたラベルが貼られていた。
販売者の中には、ラベルが貼られたジャガイモが密封される前に赤い汚れをつけるものもいたという。この汚れは輸送中にできる汚れを意図的に作ったものだ。
ジャガイモは湿った状態を保たなければならないが、汚れを入れる際には乾いた状態である必要がある。
卸売業者は詐欺はこのような隠ぺい工作が行われていることに全く関心を払っていないという。
赤い汚れの袋は、ジャガイモの販売場所で販売され、時には路上で汚れを乾かされていることもある。
Che氏によると、このような工作は販売人からの依頼で、赤い汚れがついていた方が簡単に売れるからだという。
Da Lat産と偽られた中国産ジャガイモは元々1キロ7000ドン(約35円)で販売されていたが、偽装後には市場で1キロ2万ドン(約100円)で販売されている。
警察はジャガイモを洗浄する機械とChe氏から約1トンのジャガイモを押収した。
Che氏は数年間、ジャガイモの販売を行っているが、事業許可証を持っていない。
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