ベトナムの主要なインターネット回線2本の修復作業が4月まで行われるため、ベトナムではインターネット通信速度が低下することが予想されている。
Vietnam Posts and Telecommunications Group(VNTP=ベトナム郵政通信総公社)によると、先月末に機能停止が発生したマレーシア沖の光海底ケーブル「アジア・パシフィック・ゲートウェイ(APG)」の修理作業は4月11日に完了する予定だという。

 

 

ベトナムと香港および他のアジア地域を結ぶIntra Asia(IA)ケーブルのメンテナンス作業は、3月20日から4月1日まで行われる。

 

作業が行われる2本のケーブルはベトナムの主要なインターネットルートであるため、3月中に行われるメンテナンスはインターネット通信に大きな影響を与えるとVNTPは発表している。

 

複数のインターネット接続事業者は、ユーザーへの影響を最小限に抑えるために、他のケーブルを使用し、信号を変換して転送する準備をしているという。
しかし、ピーク時には国外でホストされているWebサイトやオンラインサービスへのアクセスは時間がかかるという。

 

2017年1月に設置されたAPGは、現在までに少なくとも2回故障を起こしている。同ケーブルは日本と香港、中国本土、マレーシア、シンガポール、韓国、台湾、タイ、そしてベトナムを結び、太平洋の下、1万400キロメートルに及ぶ。

 

同ケーブルは4億5000万ドル(約500億円)の費用がかけられており、54 Tbpsを超える容量を持つため、ベトナムでのインターネット速度を2倍にした。また2011年以降、何度も故障を起こしている原因のAAG(アジア・アメリカ・ゲートウェイ)への依存を軽減しているという。

 

ベトナムは現在6つの海底ケーブルシステムと、中国全土に広がる120ギガビットのチャンネルを使用している。

 

6800kmに及ぶIAケーブルは2009年に設置されベトナム、シンガポール、フィリピン、香港や日本を繋いでいる。

 

現在ベトナムの5000万人以上、すなわち人口の半分以上がインターネットを利用している。

 

毎秒6.72メガバイトのダウンロード速度で、昨年8月のインターネット速度は、サンフランシスコを拠点とするインターネットパフォーマンスデータのプロバイダであるM-Labの調査で、199の国と地域の中で75位にランクインした。

 

出典:VNEXPRESS

 

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