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ベトナム、処方箋なしの薬品販売取り締まりへ
2019年04月02日(火)00時00分 公開
<保健省はすべての薬局にインターネットを通じて国家薬品データベースにアクセスするよう要請した(Shutterstock/I Viewfinderより)>
薬品販売に関する新たな規制で、多くの薬品販売業者がラインセンスを失うことになる可能性がでている。
保健省はすべての薬局に対して、来週月曜日までにインターネットで国家薬品データベースに接続するよう指示した。今回のこの動きは処方箋なしでの薬品販売を禁止する目的だという。
ホーチミン市保健局によると、ホーチミンには6000店舗以上の薬局があるが、そのうち61%しかデータベースに接続されていないという。ハノイでは4600店舗以上の薬局があり、90%がすでにデータベースに接続している。
多くの薬局のオーナーはインターネット通信やコンピュータを持っていないためデータベースに接続できていないと話す。ハノイ市保健局のTran Thi Nhi Ha副局長は、今回の規制により薬局はコンピュータなどのインフラ投資をしなければならないため時間がかかると述べた。
ホーチミン市保健局担当者のTang Chi Thuong氏は、今後調査員がそれぞれの薬局が規制に従っているか確認する予定であることを話し、「新たな規制に従わない薬局は販売ライセンスを剥奪する」とつづけた。
ベトナムでは多くの薬局が処方箋なしで薬品を販売している。保健省によると、抗生物質の88%は都市部で処方箋なしで販売され、91%は地方で販売されているという。
WHO(世界保健機関)は、抗生物質に耐性した感染症が流行する可能性が高い国の一つにベトナムを挙げ、33%の患者が耐性菌に感染する可能性があるとしている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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