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イギリス出資のデング熱予測システム、ベトナムで導入
2019年03月21日(木)00時00分 公開
<デング熱は主にネッタイシマカによって伝染する(vnexpressより)>
3月19日、国連開発計画(UNDP)、世界保健機関(WHO)およびHRWallingford社は、
最新のデング熱予測システムをベトナムで導入した。これによりデング熱の蔓延が抑制される事を期待している。
イギリス宇宙局によって資金提供されているD-MOSSプロジェクトはイギリスの土木工学および環境水理学コンサルタントであるHRWallingford社を主体として、2019年〜2021年の間、ハノイとカインホア、ダクラクとドンナイ省で実施される予定だ。
衛星情報、天気予報及び過去にデング熱が発生したデータを組み合わせて、潜在的なデング熱危険地域に対する早期警戒システムが作成されるという。
導入の記念式典で、ベトナムの国連居住コーディネーターであるKamal Malhotra氏は、今回のプロジェクトはベトナム保健部門がデング熱に対抗するのに役立つ素晴らしいきっかけだと話した。
イギリスのGareth Ward大使は自国の宇宙開発技術における強みを強調しつつ、宇宙局と共同開発しているパートナーが、正確で効果的な方法によりデング熱の発生を予測、対処に役立つシステムを紹介することを誇りに思うと述べた。
同プロジェクトは、国連の「ミレニアム目標」を実現させるためにイギリスがベトナムを支援することを表しているとWard大使は加えた。
ベトナムでデング熱は感染しやすい病気であり、急速な都市化、環境汚染、気候変動、そして医療的なサービスへのアクセスの悪さといった要因と密接に関係している。2017年、ベトナムは17万件以上のデング熱の感染が報告された。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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