ベトナム、不妊率の高い国の一つに

2019年04月08日(月)00時00分 公開
ベトナム、不妊率の高い国の一つに

4月5日、ホーチミン医科大学病院で開催された「遺伝と生殖に関する相談会2019」の開会式で、医師らがWHO(世界保健機関)がベトナムを不妊率が高い国の1つとしていると明らかにした。

 

参加者によると、WHOの統計で不妊症は癌や心臓病についで21世紀で3番目に危険な病気とされているという。
ベトナム保健省によると、現在ベトナム人の出産年齢における不妊率は7.7%だという。

 

 

さらに、遺伝性疾患や先天性奇形を患った子供の数も増加傾向にあるという。ベトナムでは毎年150万人の赤ちゃんが生まれるが、そのうち1400人〜1800人がダウン症、200〜250人がエドワーズ症候群、1000人〜1500人が神経管欠損症、2200人がサラセミアを患っているという。

 

相談会の報告では生殖補助における遺伝子継承方法に焦点が当てられた。

 

会議には国内外の科学者や医療関係者200名以上が参加したという。

 

出典:SGGP

 

 

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