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ベトナム、毎月600人が交通事故により死亡
<警察がヴィンフック省で発生し旅行バスの事故を調査する様子>
24日、全国交通安全委員会が開催した会議にて発表された報告書によると、全国で毎月600人を超える人々が交通事故により死亡しているという。
同委員会によると、ベトナムでは交通事故発生件数や死亡者数が大幅に減少したが、2019年1月〜3月で4030件の交通事故が発生し、1905人が死亡、3141人が負傷したという。
前年同期比では、交通事故の数は13.78%(644件)減少し、死亡者は11.35%(244人)減少し、負傷者は13.4%(486人)減少したという。
最も多くの交通事故が発生した省には、ジャライ省、トゥアティエン=フエ省、ロンアン省、ハイズオン省、タインホア省、ドンタップ省、ヴィンフック省などが挙げられる。
報告書によると、事故の原因は走行車線違反が23.31%、速度超過が8.15%だったという。
会議の演説で、委員会の議長であるTruong Hoa Binh副首相は、ベトナムは交通安全に関しては多くの問題を抱えており、国にとっても大きな課題であると述べた。
「今年の第1四半期に、昨年同時期と比較して19の省で交通事故発生件数が増加しているという報告を受けた。ヴィンフック省で旅客バスが葬儀会場に突っ込み、7人が死亡、5人が負傷するという重大な事故が発生した。交通渋滞もハノイとホーチミンにとって大きな課題である」と同氏は述べた。
Binh氏は第2四半期に国内の国内の交通安全を確保するため、各問題を綿密に検討し対処するよう関係機関に要請した。
「現在設定している最大の課題の1つは、飲酒運転や薬物を使用している運転手によって引き起こされる事故の数を減らすことだ。最近、薬物を使用した運転手によって引き起こされる悲劇的な事故が増えている」と同氏は語った。
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