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米国企業、ダナンの航空電子工学プロジェクトに約190億円投資へ
<ベトナム中部ダナンにあるハイテクパークの一角の様子(写真提供:V.Hung / Tuoi Tre)>
ダナン政府当局は米投資家による航空機器工場の開発などに関連する海外投資プロジェクト8件の投資証明書を発行したという。
27日(水)、人民委員会のDoan Ngoc Hung Anh氏はアメリカを拠点とするUniversal Alloy Corporation社(UAC)によるプロジェクトが17ヘクタールに及ぶダナンハイテクパークに対し1億7000万ドル(約190億円)を投資することを確認した。
UAC社はダナンハイテクパークが北アメリカやヨーロッパ諸国、マレーシアに向けて約4000種の航空機器を輸出することを見込んでいる。
同社は2021年にはダナンハイテクパークの生産活動により2500万ドル(約28億円)の利益を出すことを目標としており、2022年〜2026年までに8200万ドル〜1億8000万ドル(約92億円〜201億円)に増益させる予定だという。
UAC社はダナンハイテクパークに650人〜1200人の労働者を雇用するとともに、ダナン全域でさらに1000人〜2000人の雇用を創出する計画だという。
米国企業はさらに地元も大学や専門学校と協業することで航空宇宙に関する教育や訓練を促進する見込みだ。
ジョージア州アトランタに本社があるUAC社は世界有数の航空電子機器メーカーであり、ボーイング社やエアバス社、エンブラエル社、ボンバルディア社といった航空機製造企業と協業している。
また、UAC社は航空機製造用の特殊アルミニウムのサプライヤーの世界トップ3社の1つだという。
27日(水)、ダナン当局はIT分野、物流分野、観光分野、医療分野などその他の海外投資プロジェクト分野の投資証明書の発行も行なったという。
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