AirVisual:ハノイは世界一の大気汚染都市ではない

2019年10月10日(木)00時00分 公開
AirVisual:ハノイは世界一の大気汚染都市ではない

<昨年、世界大気汚染ランキングで209位にランクインしたハノイ(写真提供:Photo: Nguyen Ngan)>

 

3月にAirVisualの親会社、IQAirが自然保護団体グリーンピースとの共同調査で発表された世界大気汚染ランキングで昨年、ハノイは200ある都市の中で1番大気汚染がされている都市ではなかったという。

 

AirVisualが発表した最新の世界大気汚染ランキングでハノイは1位になったものの、ハノイは世界一大気汚染された国ではないとAirVisualは述べている。

 

AirVisualによると、現在の主要都市の大気汚染ランキングでは、約90の国際都市が選出されており、突発的な出来事が発生するとその瞬間にランキングが変動するという。昨年、ロンドンやサンフランシスコでも同様のことが発生している。

 

AirVisualは、ハノイの最新の大気質指数を計測するため、政府と協力し、GAIA大気質モニタリングステーションを用いて、最新の大気汚染レベルを報告すると述べた。

 

AirVisualによると、在住地域の大気汚染レベルを知ることで、大気汚染対策をすることができるという。

 

AirVisualは「北京も同様に、以前は大気汚染が深刻な問題であったが政府がそれらを認知することで大気汚染対策を実施した。そのおかげで北京の大気汚染は大幅に改善された」と語った。

 

世界で最も大気汚染が深刻だとされたのはインドと中国の都市だ。

 

ランキングの集計方法は各月の平均結果を元に作成されている。

 

出典:VOV

 

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