ベトナム、日本からの投資額ASEAN諸国最大に

2018年07月25日(水)00時00分 公開
ベトナム、日本からの投資額ASEAN諸国最大に

日本からの投資額において、ベトナムはタイを抜き、ASEAN諸国でトップとなった。​

 

<ハノイの工事現場で働く作業員の様子(Reuters/Khamより)>

 

今年第1四半期、1800社もの日系企業がベトナムに投資を行い、ASEAN諸国で最大の数字となった。

 

ASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)門脇恵一会頭によると、この1800社という数字は、ASEAN諸国に投資をした日系企業の総数の24.6%を占めているという。

 

月曜日、門脇会頭はホーチミン市内で開催された第11回ASEAN日本人商工会議所連合会とASEAN事務総長との会談を行なった。

 

先月、日本とベトナムは総額210億ドル(約2兆3000万円)に及ぶ36の覚書の合意に至った。

 

門脇氏は「210億ドル(約2兆3000万円)という大きな合意は、ベトナムが日系企業の海外進出先として魅力的な市場になっていることの表れだ」と述べた。

 

投資額が増加した要因として、ベトナムの外資規制の緩和と毎年5~6%経済成長が挙げられるという。

 

日本貿易機構(JETRO)によると、ベトナム国内の日系企業の約70%は今後、収益が上がることを見込んでおり、ベトナム国内でビジネスチャンスを拡大することを検討しているそうだ。

 

また、調査対象企業の65%以上が実際にベトナムで黒字経営ができているという。

日本はベトナムにとって4番目に大きい貿易相手国だ。取引額は約340億ドル(3兆7000億円)で全体の13.8%にのぼる。

 

出典:VnExpress

 

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