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共産党委員長、「人命は大切でない」交通事故を起こし、不適切発言
<Hai Phong経済区にあるベトナム共産党委員会のDuong Thi Thuy Trang事務所長が警察官と口論している様子がSNSに投稿された>
ベトナム北部の経済区で共産党委員会のDuong Thi Thuy Trang委員長が車で衝突事故を起こした。事故を受けて警察が駆け付けた際、同氏は警察官に「人間の命は大切でない」という言葉を吐き、被害を受けた男性を病院へ搬送させるのを拒んだという。
事件を起こしたDuong Thi Thuy Trang氏はHai Phong経済地区の共産党委員会の委員長だ。同氏は動画の中で人命を軽視する発言をしたとみられる。
SNS上にアップされた動画は同氏が警察官と口論している様子が記録されている。同氏はHai Phong経済区のNguyen Binh通りで車で走行中にバイクに衝突した。事故発生後、バイクを運転していた男性もTrang氏も事故責任を負うことを拒否したという。
警察はTrang氏にバイクを運転していた男性がひざに怪我を負っており、検査のため病院に搬送するよう指示した。しかし、同氏はどちらに事故責任があるのか結論が出るまでは男性をどこにも連れていくべきでないとして警察の指示に抗議した。
警察は責任の所在を問う前に人命救助が最優先だと同氏に話した。しかし、その直後に同氏が警察官に向かって「人間の命は大切ではない」と発言した。この様子はTuoi Treニュースが投稿された動画で確認されている。
警察官によると、事故は水曜日の午後2時ごろ発生したという。
バイクを運転していたのは27歳の男性だった。事故で地面に膝を打ち付け、出血していたという。
Hai Phong経済区長のPham Van Moi氏はTrang氏に発生した事故に関してすべて報告をするよう要求した。報告後、Trang氏には厳正な処分が下される。
Moi氏は「事故の責任問題は警察が判断する。Trang氏は不適切な発言をするべきではなかった」とコメントしている。
「事故の判決は警察が行うが、共産党議員としてあのような不適切な発言をするべきではない。」とMoi氏は話している。
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