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ハノイではしか流行、乳幼児は注意必要か
2018年07月25日(水)00時00分 公開
7月23日、ハノイ市保健局のNguyen Nhat Cam局長によると、今年、ハノイのはしか感染者数は既に242人にのぼるという。
同氏はハノイにおけるはしかの感染者数は昨年は60件であり、今年は昨年同期比4倍にまで跳ね上がっていると話している。
同局ははしかの流行には十分注意をしてきたが、流行は食い止められず、すでにハノイ市内29区の139の村ではしかの流行が確認されている。中でもBac Tu Liem区、Nam Tu Liem区、Ha Dong区、Hoang Mai区、Dong Da区では感染者が多いという。
はしかに感染した患者の多くは5歳未満の子供や1歳未満の乳児だ。特に、まだ予防接種を全く受けていない、または全種類の予防接種が終わっていない子供がはしかに感染しやすい傾向にある。
はしかはウイルス性の感染症で、せきやくしゃみを通して流行してしまう。はしかに感染してから発症するまでの潜伏期間は10~12日間であり、発症してから7~10日間は症状が治まらない。
Cam氏によると、生後18か月未満でワクチン接種をしていない乳児ははしかに感染するリスクが高いという。
ハノイではしかが想定以上に流行したことにより、医療関係者は再度ワクチン接種の有用性を訴え、保護者には子供たちにワクチン接種をさせるよう呼び掛けている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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