ホーチミンのカフェ、「捨て猫が集まる場所」として話題に

2018年07月27日(金)00時00分 公開
ホーチミンのカフェ、「捨て猫が集まる場所」として話題に

ホーチミン市フーニャン(Phu Nhuan)区Nguyen Kiem通りにある「Meo Lum」カフェは「捨て猫の憩いの場」としてオープン以来2年間注目を集めている。

オーナーであるDoan Nhat Minhさんは動物好きの人が猫と戯れて楽しむことができるようにという想いを込めて「Meo Lum」カフェをオープンさせたという。

生まれたての猫、怪我を負った猫、野良猫は拾ってから10日間はオーナーが個人的に世話をして生活に慣らせ、その後お店に連れてくるという。

ホーチミン市内のほかの猫カフェにいる猫は外来種であることが多いが、このカフェの猫は地元で生まれたものだそうだ。

猫ははじめは抵抗したり、不満や恐怖心を見せることがある。しかし、一緒に過ごしていると徐々に緊張がほぐれ、人間に心を開いてくれる。

お店のサービスに満足した場合、チップを渡してもいいだろう。

同カフェではほぼ毎日新しい捨て猫を拾っており、時間があり、猫と触れ合う余裕がある人であれば猫の引き取りも歓迎だという。

お店の猫を引き取る場合、最初に基本情報を記入し、ワクチンと妊娠できないようにすることに関する同意書にサインをする必要があるという。Minh氏は「我々は猫を引き取る人は純粋に猫が好きで飼いたいと思ってくれていると信じている。だからこそ、猫を転売したり、食べてしまうことがないよう必要事項を用紙に記入してもらっている」と話している。

出典:VN EXPRESS

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