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ベトナム、国民の30%が精神病患者の疑い
メンタルヘルスに関する国立研究機関の報告によると、ベトナムの人口の30%が精神的な病に悩まされており、そのうち25%はうつ病だという。
2017年の保健省の統計では、300万件の重症例を含む人口の15%がストレスに関する精神的な障害を抱えていた。
しかし、これらの予測は不正確である可能性があり、専門家によると患者の20%が治療を求めているという。多くの人は疲れているだけだと感じたり、症状が軽く精神的な健康にそれほど注意を払っていない。
精神的な問題が人間関係に影響するかもしれないと思い、問題を隠している人もいる。または、自分の抱えている症状に混乱し、誤った対処を行っているかもしれない。
習慣の変化や環境の変化もまたストレスを引き起こす原因だ。ストレスの症状として頭痛や腰痛、心拍数の増加、高血圧などが挙げられる。長時間ストレスを抱えることでうつ病を引き起こすことにつながる。現在、精神病患者の35%がうつ病だ。
精神病患者は熱意や集中力が欠けており、睡眠不足や食欲不振から健康状態が悪化している。ストレスはサイレントキラーと考えられており、身体の器官に悪影響を及ぼし、癌を引き起こすこともある。
しかし、ベトナムでは精神的な問題への十分な対策が行われていない。ホーチミン精神病院のTrinh Tat Thang氏は入院患者数は毎年10%~15%増加していると話している。
精神患者は増加しているが、ホーチミン精神病院にはベッド500床と医師61人しかいない。ホーチミン市の平均患者数の比率は1000人当たり0.07人だ。この比率は全国では1000人当たり0.2人、世界では1000人当たり0.5人~1.5人だ。4月、ホーチミン市保健省はこの問題の解決を任されている。
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