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ハノイ、自転車レンタルサービス失敗か
4年前、ハノイでは環境対策のために自転車レンタルサービスが開始されたが、現在では完全に失敗に終わったとされている。
2014年、政府はハノイ、ホーチミン、ハイフォン、ダナン、Can Thoの市内中心部で公共自転車レンタル政策を実施した。
<錆びた自転車>
政策ではハノイのハノイ工業大学、電力大学、ベトナム商業大学、師範大学で自転車レンタルサービスが実施された。
このサービスは交通渋滞と環境汚染を緩和することが主な目的だった。
しかし、このサービスは利用者が少なかったため短期間しか機能していなかった。
ハノイ工業大学では錆びた自転車の長蛇の列が庭の片隅に残っている。
一方、電力大学と師範大学、ベトナム商業大学ではサービスが消滅していた。
サービス開始当初、師範大学ではレンタル自転車195台と貸し出し場所4カ所が用意されていた。しかし、1年後、このサービスはそれほど利用者がいなかったので大学外に移された。
<自転車レンタルサービスは利用者が少なかったため短期間しか機能しなかった>
ハノイで自転車レンタルサービスを行ったUrban Green Environment JS CompanyのVu Ngoc Son氏は駐輪場が不足していたことについて不満を漏らしている。駐輪場が不足していたことで人々はサービスを利用することが困難であったからだ。
人々は長距離移動で自転車を利用したくなかった。場合によって自転車を利用しただけだった。
2015年、ハノイ公安省は警察の都市部でのパトロールに自転車を使用し始めた。
警察は自転車を使用することで簡単に侵入することが難しい場所へ行くことができる。
しかし、地元住民によると、警察が責務を果たしている間、自転車に乗った姿をほとんど見られなかったのでこのプロジェクトは効果が無いことが判明したという。
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