おすすめのプロモーション
ハノイ、配車アプリAberサービス開始
19日、2番目のベトナム配車アプリAberはホーチミンでサービスを開始してから4カ月が経ち、ハノイでもサービスを開始した。
<運転手がAberで働く登録をしている様子(写真:VnExpress)>
配車アプリ市場はUberから始まり、ベトナム企業のFastGoやインドネシア企業の子会社であるGoViet、そして最新のAberなど新たな参入企業が見られている。
今年、Aberはハノイのタクシー運転手5000人、バイク運転手5000人~1万人をAberドライバーとして囲い込む予定だ。
同社はホーチミンで7000人の運転手を抱えており、延べ6万人以上がサービスを利用している。
AberのHuynh Le Phu Phong氏は、我々はGrabのような競合他社を敵視していない。なぜならGrabは種類豊富なサービスを提供しているからだと話している。Aberは他の企業と似ているサービスを提供しているが、より運転手の利益を重視していると述べている。
またPhong氏は「私たちは運転手に対してAberだけで働くよう強制してはいない。運転手は他の企業で働き収入を増やし、生活をより良くすることができる」と続けた。
最近のアップデートでは、Aberはベトナムの各省、区、自治体、路地などへのナビゲーションシステムと正確な位置づけができるような新しい機能を追加した。
Aberアプリはベトナム人エンジニアによって開発されている。
翌年にはAberはサービスを拡大し、デリバリーサービスを行うAber Expressや貨物輸送サービスを行うAber Track、企業のためのAber Business、旅行サービスを行うAber Travelなどを展開する予定だ。
Aberは個人の利用者に向けてサービスを提供することに注力しており、お金を節約したい時に役に立つ。また、運転手の場合は座席が空いている時に役立つようにしている。
さらに、郵便局や運送会社に商品を受け渡す代わりに、運転手が利用者の家に商品を受け取りに来ることができるようになる。
現在の国内市場ではGrabのサービスが拡大しており、GrabFoodやGrabCar Businessがある。GrabCar Businessは企業を対象としている。これらの動きはMai LinhやTaxi Group、Vinasunといった地元の長年続いているタクシー会社にとって更なる課題を提起している。
関連記事
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。