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ベトナムeコマース市場、2020年までに150億ドル規模に
ベトナムで急成長しているeコマース市場は、以前の収益予想額100億ドル(約1兆円)を超え、2020年までに150億ドル(約1兆7000億円)規模まで成長することが見込まれている。
産業貿易省のベトナム電子商取引デジタル経済局責任者であるDang Hoang Hai氏は、昨年のeコマース市場の総売上高は約80億ドル(約9000億円)に上り、30%の成長率を達成した事を明らかにした。これは、2016年の50億ドル(約5000億円)と2017年の62億ドル(約7000億円)を大幅に上回る数字だ。
Thanh Nien (Youth) 新聞が引用した過去の統計によると、インターネットユーザーのうち67%はオンラインでの商品購入経験があるという。
また、購入者のうち82%が配達後のキャッシュレス支払いを決済方法として選択しているようだ。
昨年、多くの海外研究機関がベトナム国内のeコマース市場について好意的な見方をしているという。
米国のGoogleおよびシンガポールのTemasek Holdings Private Limitedによるe-Conomy SEA 2018の報告によると、eコマースは、東南アジアのすべての国で順調に成長しているという。
同報告によると、東南アジア域内でeコマース市場の成長がもっとも著しいのはインドネシアで、2018年には120億ドル(約1兆3000億円)規模に成長した。計算上では同国の支出額の2ドル毎に1ドルがeコマースに使われているということになる。
さらに、eコマース市場はタイやベトナムでも大きく成長しており、2018年には30億ドル(約3000億円)に達したという。
東南アジアの消費者傾向として、実店舗で購入できない商品を買うためにeコマースを利用する傾向が見受けられている。
また、郊外地域では、小売のシステムがあまり行き届いていない背景もあるという。
集積装置を手がけるiPrice Groupによると、2018年もっとも成功した10のeコマースプラットフォームのうち、Lazada、Shopee、Tiki、Thegioididong、Sendoの5つがベトナムで事業を行っている。
出典:VON.VN
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