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ビングループ、バーチャルストアを導入
2019年05月27日(月)00時00分 公開
VinMart 4.0というバーチャルストアがハノイとホーチミンで導入される。
ビングループは現代テクノロジーに精通した人の増加やスマートデバイスの普及を背景に、ベトナム初となるバーチャルストア「VinMart 4.0」を設置した。
専用のアプリをダウンロードすると、QRコードをスキャンして商品を買うことができる。
「VinMart 4.0」では専用のアプリをダウンロードで市内に設置されるポスターの商品下のQRコードをスキャンすることで商品を購入することができるという。
商品の購入用のポスターはバス停や会社の中など混雑が予想される公共の場に設置されている。
VinMartによると、商品は購入後2〜4時間以内で指定の住所に届き、購入金額が30万ドン(約1500円)を超える場合は送料が無料となるという。
同社は、初期段階ではハノイとホーチミンに20店舗のバーチャルストアを設置することを計画している。
ビングループの小売部門であるVinCommerceは、コンビニエンスストアのVinMart+、スーパーマーケットのVinMartなど1800店舗以上を展開しているベトナム最大級の小売業者だ。
ベトナムでオンライン広告を専門に扱うAdsotaによると、ベトナム人の73%が携帯電話を利用し、42%がスマートフォンを利用していると言う。
オンラインでありながら、オフラインのショッピング体験を維持しているバーチャルストアは、小売業者が設備費と人件費を削減する解決策として注目している。
2011年に、韓国で世界初のバーチャルストアがイギリスTescoの系列会社のHomeplusによって導入されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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