コロナ回復の英男性、15時間のフライト経て無事帰国

2020年07月13日(月)00時00分 公開
コロナ回復の英男性、15時間のフライト経て無事帰国

<写真:Vietnam Plus>

 

ベトナム国内で、最も重症の新型コロナウイルス感染患者だとされていたイギリス人男性パイロットが、15時間のフライトを経て、無事イギリスに帰国した。

 

今年3月、男性は新型コロナウイルスへの陽性反応 を示し、その後116日間にも及ぶ入院生活を送った。

男性の体内では血液凝固障害とサイトカインストーム(免疫暴走)が発生し、肺の10%しか機能しない状態にまで容体が悪化した。

肺移植も検討されるなど、入院していた116日間のうち、65日間は生命維持のための治療が施されたほどだった。   

 

2ヶ月以上も意識不明状態だった男性の意識は、5月27日に戻るとともに驚異的な回復をみせ、自発呼吸ができるまで回復を遂げたという。 

 

男性は11日、タンソンニャット国際空港からノイバイ国際空港まで、自身がパイロットとして勤務していたベトナム航空の国内線で移動した。

その後、ノイバイ国際空港で同じくベトナム航空が運航する国際線に乗り換え、フランクフルト(ドイツ)を経由して、母国イギリスのヒースロー国際空港に到着したという。

15時間にも及ぶ移動にはベトナムの医療チームが同行し、到着後にイギリスの医療チームがサポートを引き継いだという。

 

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

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