ベトナム:新型コロナ重症患者の肺移植を議論

2020年05月11日(月)00時00分 公開
ベトナム:新型コロナ重症患者の肺移植を議論

<写真:VN Express>

 

ベトナム国内91人目の新型コロナウイルス感染者で、現在も重症のイギリス人男性(43)の感染患者について、肺移植が検討されている。

ベトナム保健省医療評議会の医師らが、会議を開き、男性の肺移植の可能性について議論を行ったという。

 

肺移植が検討されているイギリス人男性はベトナム航空のパイロットで、ホーチミンで最大規模のクラスターが発生したBuddha Barを訪れたのち、3月19日に感染が確認された。

 

ベトナム保健省によると、今回肺移植を検討されている男性は、血液凝固障害とサイトカインストーム(免疫暴走)に苦しんでおり、4月6日から約1か月以上にわたって体外式膜型人工肺(ECMO)の治療を受けているという。

免疫暴走とは、ウイルスを打ち負かそうとするあまり、免疫が過剰に働き、暴走して炎症が広がり重篤化することだ。

 

6日時点で、国内で確認されている新型コロナウイルス感染者数は計288人であり、うち241人は既に回復している。

現在、中央および省レベルの6つの病院において、47人の新型コロナウイルス患者が治療中だ。

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

 

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