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ベトナム人億万長者、コロナ禍でも純資産増加 合計1兆5438億円
新型コロナウイルスにより世界経済に影響を与える中、ベトナム人億万長者の合計純資産が45%増加し、アメリカで発行されている経済雑誌「フォーブス」の億万長者番付にランクインしたベトナム人6人の合計純資産額は148億ドル(約1兆5438億円)に到達した。
「フォーブス」によると、2020年3月18日〜2020年10月26日までで、6人の合計純資産は46億ドル(約4798億円)増加したという。
ベトナム最大の私有企業であるコングロマリットであるビングループ(Vingroup)のファム・ニャツト・ブオン(Pham Nhat Vuong)会長の純資産は18%増加し、66億ドル(約6884億円)となった。同氏の純資産はベトナム人億万長者の中でも最も多い。
それに続き純資産が多いのはベトナム最大手格安航空会社ベトジェット航空のCEOであるグエン・ティ・フォン・タオ(Nguyen Thi Phuong Thao)氏で、22億ドル(約2295億円)。同時期に5%増加した。
ベトナム人億万長者の中で3番目に純資産が多いのはテクコムバンク(Techcombank)のホー・フン・アン(Ho Hung Anh)取締役会会長で、純資産は60%増加し16億ドル(約1669億円)。
ベトナムの鉄鋼最大手ホアファットグループ(Hoa Phat Group)のチャン・ディン・ロン(Tran Dinh Long)会長と食品大手マサングループ(Masan Group)のグェン・ダン・クアン(Nguyen Dang Quang)会長兼CEOは、3月時点ではランク外であったが、今回再び億万長者番付に返り咲いた。
それぞれベトナム人億万長者の中では、4位と6位となった。
ベトナム人億万長者の中で5位となったのはチュオンハイ自動車(Thaco Group)のチャン・バー・ズオン(Tran Ba Duong)会長だ。
ズオン会長は一族で資産を共有しており、その額は15億ドル(約1564億円)となった。
3月にベトナム国内でも新型コロナウイルスの発生が確認され以来、一時的にベトナムの株式市場も下落したが、その後は回復しているという。
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