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ホーチミンで0ドンスーパーがオープン、生活困窮者支援で
新型コロナウイルスにより、厳しい生活が強いられている人々への影響を少しでも緩和するための一環として、利用者が任意で選択した5商品を0ドンで提供するスーパーマーケットが、ホーチミン市内にオープンした。
ホーチミン3区のVinh Nghiem Pagodaにオープンした「ゼロVNDハッピースーパーマーケット(Zero-VND Happy Supermarket)」は、新型コロナウイルスにより経済的影響を受けている生活困窮者を手助けする新たな取り組みだ。
「ここに来たら全部揃っていました」。10区に住む Pham Van Taさんは、友人のために「ゼロVNDハッピースーパーマーケット」へ食料品を買いに来たという。
「欲しい商品を見つけるために、店員さんが手伝ってくださり、思わず涙が溢れました。」と、Pham Van Taさんは語っていた。
Vinh Nghiem Pagodaの「ゼロVNDハッピースーパーマーケット」はベトナムのApecGroupが無料で食料品を含む生活必需品を提供することを目的にベトナム国内に18店舗オープンした中で最も新しい店舗だ。
政府からの指示に基づき、各店舗は利用者間が最低2mの間隔を開けられるように対策がなされている。
「ゼロVNDハッピースーパーマーケット」では買い物客が、食品・衣料品・本と分類された商品の中から、合計100,000ベトナムドン相当 (約500円)までであれば5品まで選択可能だ。
営業時間は平日の8:00〜17:00までで、利用者は1か月に2回までスーパーを利用できる。
Vinh Nghiem PagodaのThich Thanh Phongさんは、「現在のところ、このスーパーは1ヶ月営業する予定です。パンデミックが速く収束し、皆さんの生活が以前の生活に戻る日が来たら営業終了したいです。」
「事態が悪化するようであれば、困難な状況下にいる人々を支援するために3〜6ヶ月ほど営業を延長する予定です。」とPhongさんは続けた。
ベトナムでは、268人の新型コロナウイルス感染者が確認されており、そのうち224人は既に回復している。
国内では直近7日間で新たな感染者は確認されておらず、4月4日以降から感染率が著しく低くなっている。
現在までに、新型コロナウイルスを起因とする死者は報告されていない。
※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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