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ハノイ友好病院でもコロナ感染者、ロックダウンに
<写真:vietnamnews.vn>
ハノイにある友好病院の救急病棟で12日午後、新型コロナウイルスの感染者が確認され、同病院が一時封鎖となった。
ハノイ市内で感染者の確認により一時封鎖となった病院はこれで3ヶ所目。
12日(水)午前10時30分頃、ハノイ友好病院の救急病棟にハノイ市Lê Văn Lương通り27番地にあるCentre Pointビルディング居住のN.T.T.HさんとN.V.Tさんが搬送されてきたという。
2人は喉の痛みや咳、発熱などの症状があったため、病院スタッフは2人を隔離病棟へと搬送し、検査を実施したという。
当初、2人は感染地域への渡航歴などを申告していなかったものの、検査結果で陽性と確認されたのち、2人は4月30日〜5月2日までダナンに滞在していたことを申し出たという。
症状は5月6日から感じていたという。
これを受け、救急病棟には一時封鎖措置が取られ、棟内では消毒作業が行われたという。
2人の検体を採取を担当した医療従事者5人に対しては同病院内で隔離措置が取られている。
また、感染が確認された2人は治療のため、同日14時30分に国立熱帯病病院へと搬送された。
その後、2人の検体は最終検査のため、ハノイ市疾病管理センターに送られ、新型コロナウイルスの陽性であることが最終確認された。
ハノイ市疾病管理センターによると、2人はダナンからハノイに戻ってきた後も、様々な場所を訪れ、多くの人と接触していたという。
詳しい行動歴や接触歴などは現在調査中。
2人の居住している建物は一時的に封鎖されており、消毒作業が行われた。
Thanh Xuân区人民委員会のVõ Đăng Dũng会長は、現時点で2人の居住していたビル内で、濃厚接触者と確認されているのは10人で、全員が隔離され検査を受けていると明らかにした。
一方で、2人の行動歴が非常に複雑であることから、今後、濃厚接触者と接触者数はさらに多く確認されるとの見通しを示した。
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