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アップル・グーグルのベトナムへの生産移転進まず、新型コロナで
2021年08月19日(木)17時32分 公開
<写真:VN Express>
新型コロナウイルスの感染による国境閉鎖や移動制限の強化により、アップル(Apple)やグーグル(Google)、アマゾン(Amazon)のベトナムへの生産移転に遅れが生じているという。
このことに詳しい情報筋によると、グーグルは今秋発売予定のスマートフォン「Pixel 6」の生産について、ベトナム北部に移転することを昨年に計画していたが、中国で生産されることになるという。
また、アップルについては、完全ワイヤレスイヤホンAirPods(第3世代)の生産をベトナムで行うことを計画していたが、中国で生産を行われることになったとある専門家が明らかにした。
現在ベトナムでは、AirPods Maxの生産が行われており、アップルは当初、AirPods(第3世代)についても約20%をベトナムで生産することを計画していた。
しかし、新型コロナウイルスの再拡大による渡航制限などで、中国の技術者がベトナムで生産指導を行うのが難しく生産開始の目処が立っていないという。
さらに、MacBookとiPadの生産についても、一部をベトナムに移転することが計画されていたが、同様の理由で保留になっているという。
ベトナム北部におけるアマゾン向けのスマートドアベル、防犯カメラ、スマートスピーカーの生産も5月以降遅れているという。
近年、大手ハイテク企業はサプライチェーンを多様化するため、中国からベトナムに生産拠点を移転する計画を立てている。
しかし、新型コロナウイルスによる影響を受け、これらの計画が保留・遅延となる状態になっているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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