ホーチミン、入国時の陽性者に対し私立病院や自宅での治療を提案

2022年01月28日(金)11時44分 公開
ホーチミン、入国時の陽性者に対し私立病院や自宅での治療を提案

<写真:VnExpress>

 

ホーチミン市保健局は、オミクロン株を含むほとんどの新型コロナウイルス感染者は無症状または軽症であるという医療当局の発表を受け、海外からの入国者が陽性であっても、軽度の症状であれば、自宅または私立病院での隔離措置を講じることを提案した。

 

この提案では、重い症状が見られる入国者は複数の治療レベルを持つ野戦病院へ、中等症の入国者は第12野戦病院または、本人の希望により私立病院へ移送されることになる。また、症状が軽度または無症状であれば自宅隔離を選択出来るが、居住地が検疫基準を満たしていない場合は第12野戦病院、あるいは私立病院での隔離となる。

 

ベトナム最大の祝日であるテト休暇を前に、多くの人々が商業便に乗りベトナムへ戻って来ており、ホーチミン市保健局は、「入国者には自宅や私立病院での隔離を希望する外国人や外交官も含まれている。自宅や私立病院での隔離は、入国者にとって利便性が高く、新型コロナウイルス感染への安全も確保される」と述べている。

 

現時点で入国者の隔離が可能な私立病院は、ナムサイゴン国際総合病院、ヴィンメックセントラルパーク国際総合病院、タンフン総合病院、FV病院、ジアアン115病院、シティ国際病院の6つである。

 

現在、ホーチミン市に到着した感染者は、軽症であれば第12野戦病院で、重症の場合はホーチミン市熱帯病病院で治療を受けることになっている。同市では、米国から入国した女性と関連する市中症例5件を含め、これまでにオミクロン株感染者92人を記録している。

 

 

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