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ベトナム、デジタルワクチンパスポートの全国展開に着手
〈写真:VnExpress〉
22日、保健省関係者によると、ベトナムでは1週間の試用期間を経てデジタルワクチンパスポートの全国展開を進める予定である。
同省情報技術局傘下の医療データセンター副所長Nguyen Ba Hung氏によると、来週、同省はデジタルワクチンパスポートに関するプロジェクトを全国的に開始するための会議を開催する予定である。
試用期間は、ハノイの3つの病院で実施された。これらの病院は、新型コロナウイルスのワクチン接種データがよく整理・保管されている首都圏の大病院であることから選ばれた。
保健省は昨年12月、人々の旅行やビジネスをより便利にする「ワクチンパスポート」のテンプレートと発行手続きを公布する決定を出した。外務省によると、ベトナムはこれまでに17カ国とワクチンパスポートの相互承認について合意している。
デジタルワクチンパスポートを取得するには、人々はワクチン接種機関の審査・認証のために国家データベースに接続された正確な情報を申告しなければならない。
ワクチン接種を受け、ワクチン接種管理プラットフォームに情報を登録している全員に、「PC−Covid」や「So Suc Khoe Dien Tu」(電子健康手帳)アプリケーションに表示されるQRコードを配布し、海外に行く際に確認できるようにする。
22日現在、全国で2億200万回以上のワクチン接種が行われている。
このうち、96%にあたる1億9300万回分が記録され、その情報はワクチン接種管理プラットフォームで更新されている。システムにまだ情報がアップロードされていないものは800万回分以上ある。
ベトナムのワクチンパスポートには、接種したワクチンの種類や接種回数などの個人情報が含まれる。情報はQRコードに符号化・暗号化され、有効期限は12カ月間だ。
デジタルワクチンパスポートは、ベトナムの観光再開にさらなる利便性を提供し、国際観光を促進することが期待されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。