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道路や交差点で「火吹き」パフォーマー増加、近隣住民が不安に
〈写真:Tuoi Tre〉
ホーチミン市の複数の交差点付近で、口に含んだ灯油へ引火させ、口から火を吹くパフォーマンスを演じる人の数が増加している。そのため、多くの道路利用者が、火傷や交通の安全が損なわれないか不安を感じている。
この状況はここ数日で顕著に増加しているという。
特に、ゴーバップ区のPhan Van Tri - Nguyen Oanh交差点、Phan Van Tri - Pham Van Dong交差点、ビンタイン区のKha Van Can - Pham Van Dong交差点、トゥードゥック市のMai Chi Tho通りの信号機周りなど、交通量の多い主要道路の交差点付近で、発生している。
3月30日午後、ビンタイン区Phan Van Tri - Pham Van Dong交差点では、10〜16歳程度の2人組が赤信号で停車する数百人の前で、灯油のボトルと火の付いた綿の棒を持ち、道路の真ん中で火を吹くパフォーマンスをしていた。
10mほど離れた場所にいても、パフォーマーが火を吹くと熱さを感じるため、多くの道路利用者が火傷や交通事故の誘発を懸念している。
近隣住民は、「以前は歩行者天国や公園などの広々とした場所でしか、火吹きパフォーマンスを見なかったが、今では道路の交差点でまでよく見かけるようになった。彼らも生活のためにやっていることはわかっているが、交通量の多い道路でパフォーマンスを行うのは危険すぎる」と述べた。
30日午後、地元報道機関の取材に対して、ビンタイン区人民委員会の指導者は、区内のPhan Van Tri - Pham Van Dong交差点でそのような事態が発生していることを把握していなかったという。
また、同区人民委員会は、「すぐにその交差点へ人を送って確認する。状況確認後、パフォーマーへ場所の移動を勧告し、道路利用者の安全を確保する。再発した場合は、より抜本的な対応策を講じる」と述べている。
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