ベトナム、4月15日からワクチンパスポートを展開へ

2022年04月05日(火)12時38分 公開
ベトナム、4月15日からワクチンパスポートを展開へ

〈写真:VnExpress〉

 

4日、ベトナム保健省は15日からワクチンパスポートの発行を開始すると発表した。

 

同省情報技術局によると、8日から各地域で住民のワクチン接種状況を確認し、15日からワクチンパスポートが利用できるようになる。

 

ワクチン接種情報が間違っているか、ワクチン接種を規定回数完了していない場合は、ワクチンパスポートを持つことはできない。そのため、登録されているワクチン接種情報が間違っている場合は訂正のための申告が必要となる。

 

ベトナムのワクチンパスポートには、氏名、生年月日、接種したワクチン、接種回数、接種日などの情報が含まれ、そのデータがQRコード化される予定である。

 

ワクチンパスポートは、IDカードなど他の個人認証書類と組み合わせて使用される予定で、セキュリティ上の理由から、個人を特定するデータはQRコードには含まれない。

 

QRコードの有効期限は12カ月となっており、有効期限が切れる際には、通知が届き新しいQRコードが作成される。

 

ワクチンパスポートは、「PC-Covid-19」や「So suc khoe dien tu」アプリで利用できるようになる予定である。アプリを所持していない人に関しては、今週中に公開される予定である保健省のウェブサイトにアクセスし、必要な情報を入力することでワクチンパスポートを入手できる。

 

ワクチンパスポートは、すでにハノイ市の3大病院とホーチミン市のGia An 115総合病院で試験的に導入されている。

 

同国では、1日時点で2億回分以上のワクチン接種が行われ、ほぼすべての成人が1回目、99%が2回目、50%が3回目を接種している。12〜17歳の子供の99%が1回目、94%が2回目のワクチン接種をしている。

 

 

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