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約4300万回分のワクチン接種情報に不備、データベース登録できず
〈写真：VnExpress〉
ベトナム保健省は、国内で接種された新型コロナウイルスワクチン760万回分以上について、国家データベース上に個人プロファイルがなく、4300万回分には誤情報が含まれていることを明らかにした。
26日、保健省情報技術部のNguyen Ba Hung氏によると、当局はワクチン接種データベースからワクチン約2億100万回分を個人IDデータベースと照合し、7340万人に対応する約1億8100万回分の確認を行なった。
確認したワクチン4350万回分には、氏名やID番号など、誤った情報が記載されていた。2000万回分にはID番号がなく、330万回分が確認できない。760万回分には必要な個人情報が不足しているため、ワクチン接種データベースに含まれていない状態となっている。
Nguyen Thanh Long保健相によると、ワクチン接種内容の確認は、ワクチンパスポートの発行と国民全体の健康管理に不可欠である。ベトナムは2025年までに人口の95％の健康状態を管理することを目標としているが、この目標は健康管理システムがデジタル化されて初めて実現できるものである。
国家人口データベースと同期させるために、すべてのワクチン接種情報を6月までに確認しなければならない。また、医療機関では健康保険証の代わりに個人IDカードを使用するように徐々にシフトしていくことになる。
国内の地域では3回目のワクチン接種を早急に行う必要があり、5歳〜12歳の子どもは第2四半期に最初のワクチン接種を受けなければならない。保健省はまた、大人への4回目のワクチン接種、12歳〜17歳の子どもへの3回目のワクチン接種を行う予定である。
保健省によると、ベトナムはこれまでに約50万人にワクチンパスポートを発行している。
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