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ビンズオン省、公共部門の汚職取り締まり評価でトップ
〈写真:VnExpress〉
ベトナムの業績指数に関する年次調査で、工業の中心地であるビンズオン省が汚職取り締まりで最も優れた実績を上げたことが明らかになった。
ホーチミン市に隣接するビンズオン省は、10日に発表された国内の各市・省における「2021年統治・行政・管理効果指数(PAPI)」で10ポイント中8.15ポイントを獲得し、全国63都市・省の中で唯一8ポイントを上回った。
汚職取り締まり指標は、公共機関や地方自治体の汚職対策の実績、地方自治体や市民の汚職抑制への意欲、汚職行為に対する市民の許容度などを測定するものであり、地方政府における汚職の取り締まり、公共サービス提供における汚職の取り締まり、国家雇用における公平性、汚職と戦う決意の4つの側面から構成されている。
7.81ポイントの中部タインホア省、7.77ポイントのトゥアティエン・フエ省がビンズオン省に続き、北部のディエンビエン省が5.42ポイントで最下位だった。
ベトナムの5大都市の結果は、ハノイ市で7.08ポイント、ハイフォン市で7.42ポイント、ダナン市で6.78ポイント、ホーチミンで6.33ポイント、カントー市で6.77ポイントを記録した。
PAPIの報告書によると、貧しい省でも裕福な省でも、公共部門への就職のための賄賂が依然として一般的で、ビンズオン省やタインホア省などの上位省でも、コミューンレベルの調査対象5公共機関で就職するために「重要〜非常に重要」なのは個人的な関係であることがわかった。
土地使用権証明書を取得するために支払った賄賂の割合は、3分の2以上の省で40%〜90%となっており、カオバン省、ダクラク省、ソクチャン省などの貧しい省での問題が最も深刻であった。
地方の公立病院では、3分の2以上の省で40〜80%の人が医療サービスを受けるために賄賂を支払わなくてはならなかったことが判明した。
この調査は、ベトナム科学技術協会(VUSTA)と国際連合開発計画(UNDP)に所属する地域支援開発研究センターが毎年行っており、2021年版PAPIは1万6000人の回答者を対象に調査が行われた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。