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ガソリン価格の歴史的高値にさらなる減税案、必要となる密輸対策
2022年06月09日(木)14時02分 公開
<写真:VN Express>
ベトナムにはさらにガソリン減税を行う余地があるが、減税後の価格低下が他国への密輸を引き起こす可能性がある。
8日に開催された会合でHo Duc Phoc財務大臣は、「現在の1リットルあたり2000ドン(約11.6円)の環境税は、ガソリン価格引き下げのためにさらに削減することは可能であるが、国会での承認が必要となる」と会合に参加した議員に語った。
国会常務委員会はすでに4月から環境税を半減しており、さらに半減を行う場合には国会議員の投票による決定が必要となる。
また、特別消費税、輸入税、付加価値税などの他の税金についても同様である。
同大臣によると、財務省は政府と国会にさらなる減税を要請するために、減税による影響の試算・評価を行う。
ベトナムのガソリン価格は1日に3万1570ドン(約182.99円)という歴史的な高値に達し、今年に入ってから36%近くも上昇した。
しかし、ラオスやタイなどの諸外国と比較するとまだ安価であるため、これ以上の減税はこれらの諸外国への密輸に繋がる可能性がある。
ガソリン価格の高騰は、今年初めから他の商品の価格を押し上げ、インフレの懸念が高まっている。
この懸念に対して同大臣は、1〜5月の消費者物価指数は前年同期比で2.25%しか上昇しておらず、インフレは制御下にあると説明する。
ベトナムは2022年のインフレ率を4%未満に抑えることを目標としている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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