ホーチミン市|デング熱で9人死亡、重症患者は昨年比約8倍に

2022年06月21日(火)11時30分 公開
ホーチミン市|デング熱で9人死亡、重症患者は昨年比約8倍に

〈写真:VnExpress〉

 

ホーチミン市では19日時点で、デング熱の患者が昨年同期比117.3%増の1万6057人を記録し、9人が死亡したことが明らかになった。

 

同市疾病管理センター(HCDC)によると、昨年は31人であった重症患者が、今年はすでに274人に上っている。

 

また、同市は10日〜16日までの1週間で、新たに136箇所のホットスポットを記録し、前週から13箇所増加した。

 

同市全21地域とトゥードゥック市で患者が記録されており、1ヶ月前と比較して新規患者数が最も増加した地域は、12区(タンフン街区、タインロック街区)、トゥードゥック市(リンスアン街区)、ビンチャイン郡(ビンチャイン街区)、ホックモン郡(チュンチャイン街区)であった。

 

同市当局は、4月下旬にデング熱の複雑な発症に関する警告を発した。HCDCによると、ベトナム南部地域の雨季入りによって、今がデング熱のピークである。

 

ベトナムは、28の共通感染症の中で死者数が最も多いデング熱に対する、効果的な対処方法を模索している。デング熱の唯一のワクチンは、デング熱に罹ったことのない人には推奨されていない。

 

世界保健機関は、デングウイルスの感染を防ぐには、媒介動物のコントロールが重要な戦略であるとしている。

 

 

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