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デング熱患者の80%、死者の100%がベトナム南部で記録
2022年06月15日(水)14時42分 公開
〈写真:Tuoi Tre〉
ホーチミン市の保健専門家によると、今年ベトナムで発生したデング熱患者の約80%、死亡者の100%が南部の地方で記録されている。
同市のパスツール研究所は13日、ベトナム南部のデング熱の予防強化に関する会議を開催し、南部20省と同市の疾病管理センターの代表者が出席した。
同研究所の疾病管理・予防部門のLuong Chan Quang副責任者は、デング熱患者や死亡者が主に南部地方で発生していることを明らかにした上で、2022年の初めから3万9300人以上の患者を記録し、全国の集計の約80%を占めていることを説明した。
同地域は死者36人を記録しており、同国でのデング熱による死亡者の100%を占めている。
患者数と死亡者数が急速に増加しており、過去4週間におけるデング熱の患者数は、今年これまでに報告された総数の50%を占めている。
デング熱により死亡する子どもの数は、例年の状況に反して大人よりも多くなっている。
重症例も急増しており、過去2年の同時期よりも多くなると予想される。
同市保健局は、保健従事者向けの研修会を開催し、地域でのデング熱発生状況を調査し、民間の医療施設に治療支援を呼びかけている。
グエン・ティ・リエン・フオン保健省副大臣は同会議で、同省は新型コロナウイルスと同様に、デング熱予防で南部地方を支援する用意があることを明らかにした。
同省は、治療能力を高めるために、公立病院以外の民間医療施設にトレーニングを提供するよう助言している。
同副大臣は地方行政に対して、デング熱予防に必要な予算を費やし、予防と制御に関する住民の意識を高める必要性を訴えるとともに、蚊や蚊の幼虫の駆除し環境を清潔に保つように呼び掛けた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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